非常勤講師が教員免許失効のまま授業 札幌旭丘高

非常勤講師が教員免許失効のまま授業 札幌旭丘高
北海道新聞 2017/09/20 05:00

 札幌市教委は19日、札幌旭丘高に勤務していた非常勤講師が教員免許を失効したまま授業を行っていたと発表した。今年4月の採用時に免許の有効期限を確認していなかった。同校は授業は適切に行われていたと判断し、生徒の補習は行わない方針。

 市教委によると非常勤講師は採用前の約10年間、教員として働いておらず、教員免許更新制度を知らなかったという。免許の有効期限は2016年3月末だった。

 市教委は、期限が切れた教員免許や履歴書などの提出を受けたが、有効期限の確認を怠った。同校が今月14日、所属教員の免許状況を調査し、失効が発覚した。市教委は採用を無効としたが、給与の返済は求めない。

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